気候変動による健康リスクの増大

気候変動は、地球環境への影響の他、今や健康上の脅威です。
気候変動による健康被害や死亡者数が年々増加しています。
気候変動の影響は猛暑・大気汚染・異常気象・生態系の変化・水質変化・食料不安など
様々な面に影響しています。
世界では環境上の要因によって、毎年約 1,300 万人の命が奪われています。
特に高齢者は熱中症のリスクが高く、熱中症死亡総数に占める65歳以上の割合は
1995 年で 54%でしたが、2008年は 72%、2010 年は 79%となり増加傾向にあります。

自然災害・地震災害へのそなえ

関東から九州の広い範囲で強い揺れと高い津波が
発生するとされる南海トラフ地震と、首都中枢機能への影響が懸念される
首都直下地震は、今後 30 年以内に発生する確率が70%と高い数字で予想されています。